メールマガジン北の道ばた

北海道キャンプ場見聞録のヒデがキャンプ等の途中で見つけた
北海道の四季の風景等をメールマガジンでお届けします
 
 
 

No.59 最果ての春国岱

春国岱は最果てを感じさせる土地だ
風蓮湖と根室湾との間に心細く伸び出た砂州
冬には流氷が押し寄せ全てが凍り付く
厳しい自然は人間が近づくことを拒んでいる
しかしそこは野生の動物たちの住処でもある
太陽が原生林をシルエットに変える頃
家路に急ぐエゾシカやキタキツネ
残照に沈む暗い森が暖かな家に見えてきた





























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〜編集後記〜

道東シリーズの第3弾は私の好きな春国岱の風景です。
根室市内に宿泊予定だったので、ここに到着したのは既に日が西に傾いた頃。
おかげで前日に続いて美しい夕日を楽しむことができました。
そこに偶然姿を現したキタキツネとエゾシカ。
2年前にこの砂州の先端にテントを張った時も強く感じましたが、春国岱は野生動物の楽園です。
そこに足を踏み入れる人間は謙虚に行動するしかありません。

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